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人力飛行機→フライトシム→RC飛行機→セキセイインコ飼育→上級滑空機ライセンス取得という空物好きです。
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EPPや発泡スチロールの板を三角に切り出したものに、ペラをくっ付けてやると簡単にデルタ機を作ることができます。
私は所有していませんが、お手軽に作れることから仲間内では結構作って飛ばしている人がいます。 さて、デルタ機や無尾翼機には尾翼が無いため、エレボンというエルロンとエレベーターの役割が合体した動翼を持っています。 各舵面の動きと機体の動きは下図のようになっています。 上昇したい時は揚力を増やすために動翼を下げたくなる気がするのですが、そうではなく逆なんですね。 そのくせ、エルロンとしての動きは普通の飛行機と同じ動きになります。 Sキャンバー(反転キャンバー)を持った特殊な翼形で作成するのがベストなのですが、製作難度が高いですね。 発泡の板で作る場合は平板(対象翼)となりますが、作るのはとっても簡単。 さて、完成して重心位置を20%MAC位に設定し、そのまま投げると間違いなく頭を下げて突っ込んでいくと思います。 ちなみに父が飛ばしているデルタ機(と言ってもテーパー比は0.34)の重心位置を確認したところ、19%MACでした。 ここで頭下げで突っ込むからと言って、重心位置を後ろにずらすのは間違い。 平板で作成された対象翼の無尾翼機は25%MACが全機空力中心、すなわち重心後方限界になっていますので、普通の飛行機よりもずっと前に重心を置かないと縦の安定が取れなくなります。 頭が落ちるのはトリムがあっていない事が原因で、最終的にはエレベーターが若干上を向いた状態で落ち着く事になります。 最終的にエレベーターが上を向いた状態は、疑似的にSキャンバーが付いた状態と同じになっています。 よって、無尾翼機にはSキャンバーが用いられるのです。 続く。。。 PR コメントを投稿する
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